板座
布・レザー張
Nagiの特徴
いくつもの曲線が共鳴し軽やかさと愛らしい丸みで空間を優しくまとめてくれるチェア。優しい形は、使うほどにその良さを実感させてくれます。そんなNagiの特徴をご紹介します。
可愛らしく親しみのある姿
曲線でデザインされたnagiチェアは「可愛さ」「優しさ」「親しみ」そんな言葉が似合う椅子です。ほぼすべて木でつくられている為、お選びのカラーによって印象・雰囲気も異なり沢山の表情をみせてくれるでしょう。
木加工の美しさ
座面は厚さ12㎜の合板を成型技術で曲げる加工を、脚も同様に曲げて形成しています。特徴的なひと繋ぎの肘掛・背もたれは長さ150㎜~250㎜程度の無垢材が連結されて出来た木の塊を丁寧に美しく削り出しています。連結部の継ぎ目もチャームポイントで、ひとつひとつ木目の表情が異なり、個性を感じられる椅子です。
軽さの実現
ふんだんに木材を使用した椅子はかっこいいながらも、重量が大きくなることが多く悩みになることも。nagiチェアは5kgと軽さが魅力の椅子でもあります。背が低く、背もたれ下が大きく空いたデザインなことや座面と脚を合板でつくることで実現できた軽さです。持ち上げることが多い椅子だから、軽さを選ぶポイントにしてみては。
背が低いはうれしい
背が低いデザインはお部屋の圧迫を抑え、空間が広く見える効果を与えます。またnagiチェアは肘掛から背もたれまで緩やかな勾配でつくられている為、テーブル下に椅子を収納する際は天板の幕下に驚くほど収納できます。※幕下660㎜以上ある場合のみ
こだわりのクッション張り
座面クッション張り込み仕様のデザインは座面にクッションが吸い付いているかのような見事なフォルムに仕上げています。無駄なくぴったりに張り込まれ、その美しさが椅子のデザイン性を向上させます。
座り心地
異なる技術の融合から生まれる絶妙なフィット感で身体を優しく受け止めます。どんな体勢でも許容するため、お気に入りの定位置に。
ゆったりとした座面
座面のほぼフラットな面の幅は360㎜奥行410㎜となっていますが、実際座ると肘から肘の間は450㎜、座面の奥も空いてるのではみ出すように目一杯お使いいただけ、ゆとりを感じます。
安心する包まれ感
背もたれからそのまま伸びる肘掛のデザインが、優しく座る人を包んでくれる。そのおさまり具合は、微笑んでしまうほどしっくりきて いつの間にか座り込んでしまう。
やさしくフィットする背もたれ
無垢材を削り出しで形成された背もたれは、やさしく背中にフィットする掛け心地。丸くU字になった肘・背もたれは座面から遠いのでご自身が座る位置で背当たりの微調整も。また、肘まで曲面に加工されているため、少し斜めに向く座り方でも体を預けられます。
選べる座面仕様
最大限に木を感じたいあなたには座面木板仕様を。お尻をやさしく受け止めてくれるクッション性を求めるあなたにはクッション張り込み仕様を。
専用クッション
長時間座るとき用にクッションがほしい/座面のファブリックを洗いたいというあなたには専用クッションがおすすめ。
構造
毎日使うものだからこそ、機能性や実用性は妥協することが出来ません。
美しく清潔感のある空間に
同シリーズのダイニングテーブルと脚の取り付け角度を合わせることでスッキリとした印象にしています。
ウレタン
厚み10㎜と薄いながらも高比重のウレタンを採用し、弾性体に布バネを採用することで見た目からは感じさせない座り心地のよさを感じさせる
ノンスリップ塗装
板座タイプは座面が滑りがちですが、板座のトップ面に滑り防止用の塗料を使用しています。
お客様の声
ご購入いただいたお客様から温かいメッセージを頂きました。
大阪府豊中市在住 O様
めっちゃステキな椅子に出会えました!コーディネーターさんにオススメ頂いたんですが我が家のインテリアにもすごくマッチしぴったりでした! テーブルは別のメーカーですが…ブラックのnagiチェア相性最高です。
福岡県在住 お客様
以前、関家具大川本店に家族で訪れた時、娘が一目惚れしていたNagiチェアを どうしてもプレゼントしたいと思い、もう一度夫婦だけで見に来ました。 今は広島県で一人暮らししている娘にサプライズで贈ります。 あの頃の思い出と共に・・・。
東京都在住 30代ご夫婦
インスタでNagiのチェアを投稿している方がいて、現物が見たくお店に行きました。 デザイン、そして座り心地がとても良いとのことで大変気に入り購入しました。 インスタでみた塗装色(SP)とクッションも同じ色(GA83 .GA85)で決めました。
東京都在住 20代女性
現在、一人暮らしで医者を目指して猛勉強中。気分が上がる&座り心地の良いデスクチェアを探していました。 NAGIチェアと出会い、勉強頑張れそうです。
岐阜県在住 40代ご夫婦
家具の販売会に参加して出会ってしまいました。 遠くからでもすぐに気づく可愛い真ん丸フォルムの イス。近づいて触ってみて感激。丸い木の部品で 作られ、つなぎ目がほとんど見えないデザインで 、なでなでしちゃいました。サイズも 大きくないので、うちにピッタリ。といううことで購入を決め、届いた椅子を 見ているだけで、なんだか笑顔になります。
福島県在住 お客様
インテリアフェでNAGI(Ð04540A)を見て一目惚れしましたが、私用に1台欲しいと主人に言えず購入を断念。それから県内(福島県)の専門店を見て回りましたが、NAGIに勝る椅子が無く、再度インテリアフェアで購入でき感激です。
愛知県在住 お客様
珍しいデザインで高級感があり、座り心地が良い椅子を1年以上探し回って、出会えました。 納期を待った甲斐あって、座り心地も洗練された造形美も手触りも最高です。包み込まれているかのような安心感があります。 大人用に2脚買いましたが、4歳の娘が「可愛い〜!」と座りたがります 。しばらくは家族だけで楽しもうと思いますが、友人用に追加も検討したいです。やってませんが、確実にインスタ映えしますね。
徳島県在住 お客様
まずその見た目の可愛さに一目惚れをしました!そして意外にもとても座り心地が良く感激しました。我が家にはこれしかないと思い家族の満場一致で購入に至りました。
徳島県在住 お客様
可愛く、意外にも軽いので重宝しています。2歳の娘がいるのですが座らせて椅子を前にひくと、肘掛が囲いのようになり、囲まれているせいか何故か自然にじっと座ってくれます。これは我が家だけかもしれませんが、まさかの効果にとても助かっています。
サイズ
豊富なサイズバリエーション
D04540(板座)
- W500 D505 H695 SH415 AH650
D04541(座張込)
- W500 D505 H695 SH435 AH650
家族の大切な時間
家の顔になるダイニングシーン
ダイニングで過ごす時間は食事をするだけではありません。様々な用途を持って家族が集う場所。長年使うととその表情は家族の顔にもなってきます。そんな風に思ってもらうために私達に何が出来るのかと考える毎日。木材の色目の組合せ、機械加工の精度、気持ちいい触り心地の研磨、遠くから見ても分かる張りのテンション。微妙な色ブレを整える塗装。頑丈な設計の梱包。もしかすると気付いてもらえないような小さな拘りも、全てはお客様にとって大切な安らぎの時間を邪魔しないためです。私達は、喜んでいただいているお客様の顔をイメージしながらモノづくりをしています。
形になる事の喜び
加工は木選びから始まり、木の色目や節などを見極めていきます。徐々に加工を進めていく中で、ソファになったりダイニングになったりと変化していきます。どれも同じ木から始まりますが、それぞれの工程の職人の手仕事を、まるでバトンリレーのように繋げていくことで初めて商品に生まれ変わります。多くの職人の拘りがつまって家具は完成しています。
お客様と対話する
冨士ファニチアでは、樹種、塗装色、張地と多くの素材とカラーを扱っています。それぞれをお客様自身で選んでいただくことで特別感と愛着の深い家具となります。そして、私達が作る家具は大量生産の時代とは真逆の、一台づつ見た目が異なるものです。遠くにいるお客様と向き合いながら家具づくりをしています。
nagiストーリー
FUJI FURNITUREの長年の培った技術と革新的なデザイン性からうまれた、NAGI。 洗練された心地よいライン。使う事で気付く行き過ぎないデザイン性。漂う空気感がインテリア空間と心地よく溶け込み望んでいた暮らしや日常を与えてくれます。
凪漂う海のように
2010年に小林幹也氏と出会いました。小林氏が本社徳島に来る際に瀬戸内の穏やかな波に心を惹かれ、この穏やかさを暮らしに溶け込むようにしてNagiのチェアは開発されました。このストーリーをお話します。
身を委ねる凪
瀬戸内の海は島に囲まれた海である為、非常に穏やかであり日本海のような荒々しさはない。西日本であることからもどことなく暖かささえ感じさせてくれる。時がゆっくり流れるような、穏やかで波が立たない様を凪と読んでいます。私たちはゆっくりとした時間と慌ただしい日常から解放され心から癒してくれるような、日常を感じてもらうようなチェアを開発することとしました。
軽やかでありながら包み込むようなデザイン
Nagiシーリズは冨士ファニチアの得意分野である成型合板を活かしたものでありながらもどこかこれまで見たことのないデザインで新規性を感じさせてくれます。2018年に発表したD04540は軽やかな成型合板と重量感の背もたれを組み合わせた新しい考え方のチェアでした。馬蹄型の背肘のチェアは世界の名作の中にもあり、木質感の溢れ、経年を楽しむチェアであり金額も重量も重たいというのが通常で今回開発したD04540は木質感を持ちながら、成型合板の軽やかさを活かしたデザインでありアンマッチと思われるものを見事にマッチさせたデザインでした。
やったことがない!
試作段階ではこの馬蹄型の背もたれをどのようにして強度を保たせるかが非常に重要であり抜け感のあるデザインであるがゆえに本来背の下に座に向けて荷重を分散するパーツを無くし、肘と成型合板の座板との連結部分に全て集約している。成型合板の厚みや曲がりを意図的コントロールすることが必須であり非常に難しいことではありましが、作り手として技術を試される瞬間は私達のモチベーションを高めてくれました。成型合板にも無垢材の削り出しも一切妥協をしない。まさに挑戦の一脚でした。
可愛い子
商品の事を自分の子供のように思っている私にとって製品をこの子という事はあますが、お客様からこの子可愛い!っと言われたのは初めての体験でしかも、新規性が高いと思っていた製品が、美しいと珍しいとの表現ではなく。「可愛い!」であった瞬間から家族の中に入っていくようなアイテムで今までの冨士ファニチアには無かった存在でした。そのポテンシャルの高さから発売後、たった2年目で年間3000脚のヒット商品となりました。