リビングコーディネートのヒント。心地よい空間を作る

リビングコーディネートのヒント。心地よい空間を作る

一日の終わりに、ふっと肩の力を抜いて深呼吸したくなる場所。それが、リビングという空間ではないでしょうか。

日々の慌ただしさを忘れさせてくれる「心地よさ」は、家具や色使い、光の入り方など、細やかな工夫の積み重ねから生まれます。

今回は、リビングコーディネートにおいて“心地よさ”を叶えるためのヒントを、家具の視点からご紹介します。

 

目次


01 「座る」を中心に考える、くつろぎのレイアウト

02 余白”を味方につける、バランスの整え方

03 色・素材・光の三重奏で“温度感”を調える

 


01

「座る」を中心に考える、くつろぎのレイアウト

 

家具の配置は、暮らしの質を大きく左右します。
特にソファやパーソナルチェアの選び方と置き方は、空間全体の“居心地”を決める要素です。

 

 

▼高さが大切。視線が抜けるソファ


背もたれの高さやシルエットは、リビングの抜け感に直結します。

 

ロータイプのソファは空間を圧迫せず、自然光や外の風景を遮らないため、開放的で穏やかな印象に。




「お部屋を広く開放的に見せたい方」
「明るい雰囲気や自然光の温もりを好む方」

そんな方は、ソファ選びの条件に“高さ”を加えましょう。

 

 

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Novo, Oka, Perche



 

 

 

 

▼パーソナルチェアでつくる“自分だけの居場所”

リビングは家族の場所であると同時に、ひとり時間を過ごす場所でもあります。
読書や音楽を楽しむためのパーソナルチェアを加えることで、空間に「静のリズム」が生まれます。

 

 

背中をゆだねられる包み込むようなフォルム、身体に馴染む座面の傾斜。
丁寧に選んだ一脚は、暮らしの中に確かな“安心”をもたらしてくれます。





「自分の時間を大切にしたい方」
「家族みんなでリビングにいても、それぞれで好きな事をしていたい方」

そんな方はパーソナルチェアを迎えてみてはいかがでしょうか。


 

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Mysa, Slow, Comodo, Kos


 

 

 

 

02

“余白”を味方につける、バランスの整え方

 

家具を選ぶとき、ついデザインや機能性に目が行きがちですが、「空間にどのような余白を残すか」も、美しさをつくる大切な要素です。

 

 

▼ローテーブルでつなぐ、家具と家具の関係

ソファの前に置くローテーブルは、単なる置き家具ではなく、空間の“橋渡し”のような存在。

 

 

高さや天板の厚み、脚部の軽やかさなど、細部にこだわることで、視線が自然に流れ、空間にリズムが生まれます。

 

 

「家具同士の調和を考えたい方」
「ソファを置いたはいいものの、リビングが何かしっくりきていない方」

そんな方は、お部屋のバランスに応じたローテーブルを選んでみましょう。

 

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Nico(Corporate Site), Ahti(Corporate Site)





▼サイドテーブルで広がる、心の余裕

必要最小限のサイズながら、その存在感は侮れないのがサイドテーブル。

 

 

ソファの横に一台あるだけで、マグカップや本、小さな花器をさりげなく置く場所ができ、リビングに「心のゆとり」をもたらします。
木質の風合いが静かに空間と調和し、使うたびにほっとする感覚を味わえます。




「ソファで過ごす時間にどこかしっくりきていない方」
「実用性と美しさを兼ね備えた家具を探している方」

そんな方は、サイドテーブルを検討してみてください。

 

 

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Remora, Nagi, Perche



 

03

色・素材・光の三重奏で“温度感”を調える

 

リビングの雰囲気は、選ぶ色や素材、そして光の入り方によって大きく変わります。
家具はその中心にあり、空間の“温度感”を支えています。

 

▼素材で選ぶ、四季と寄り添う家具

木の持つぬくもりや、ファブリックの柔らかさ、革の重厚感。
それぞれの素材には、触れたときに感じる“温度”があります。

 

 

たとえば、ナチュラルなオーク材は明るく軽やかな印象を与え、ウォールナットは落ち着いた深みのある空間を演出します。
季節ごとのラグやクッションとの相性も考えると、さらに豊かなリビングに。

 

 

家具選びの際には、カラーリングだけでなく、素材そのものに着目しましょう。
素材が家具になるまでの過程やコーティングなどの仕上げにおいても、“温度感”の理由になります。

 

 

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Koti, Nagi, Agio





 

 

 

▼光の移ろいで変化する、家具の“表情”を楽しむ

朝のやわらかな光、昼の力強い日差し、夕暮れの穏やかな陰影、そして夜の間接照明。
時間とともに移り変わる光の中で、家具はさまざまな表情を見せてくれます。

 

 

たとえば、オイル仕上げの木の天板は自然光の角度で陰影が変化し、節の表情や木目がより立体的に浮かび上がります。
ファブリックのソファも、日中はやさしく色がにじみ、夜は照明の陰影で質感に深みが増します。

 

 

家具選びの際は、自然光と照明での表情の違いを確認できるとベストです。
環境の違いで変わる風合いを楽しめてこそ、心からお気に入りの家具となるでしょう。

 

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Novo, Oka, Perche





 


 

“心地よいリビング”とは、家具を美しく並べること以上に、自分や家族が本当にくつろげる空間を丁寧に育てること。
お気に入りのソファに深く腰を沈め、ふと視線を向けた先に広がる余白と光。
そんな何気ない瞬間の積み重ねが、日々の暮らしを豊かにしてくれます。

ぜひ、今日から“心地よさ”をキーワードに、リビングを見直してみてはいかがでしょうか。


 

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